メールアドレスが存在しないなどの理由で返信されるエラーメール(バウンスメール)を解析し、エラーとなった宛先のメールアドレスを読者リストから自動的に排除する機能です。
無効なメールアドレスを定期的に削除することで、無駄な配信を最小限に抑えて精読率を上げることができます。
また、無効なアカウント宛てに何度もメールを配信すると受けやすい、相手サーバ側からのスパムメール判定を極力回避できるという利点もあります。
処理時には、
エラーアドレス削除条件設定により、不達回数が一定数に達したエラーアドレスのみを削除することも可能です。
エラーメールの自動処理は、メール配信を効率よく行うためにはもはや必要不可欠となってきています。
今までASP型のメール配信サービスやroot権限を持つ独自配信サービス以外では、エラーメールの自動処理は難しいとされてきました。
しかしMilkyStepでは、配信元のエンベロープ(見た目の配信元ではない本来の配信元アドレス)を指定し、そこにエラーメールを集中して返させ、そのメールボックスにPOPアクセスしてエラーメールを解析・削除・データベースからの排除処理を行うことで自動処理を可能にしました。
相手先のメールサーバの応答によってエラーメールの内容はさまざまですが、試験運用の時点では99%以上のエラーメールの自動処理に成功しています。
さらに、一部のメールサービスの機能を利用して返される自動返信(オートリプレイ)メールも、適切に処理することができます。
(正式運用開始後、2010年12月8日現在で処理率は100%です)
この機能を利用するには、エンベロープ(本来の配信元アドレス)を実際に利用して配信できる環境である必要があります。
架空のメールアドレスやフリーメール(YahooメールやGメールなど)のアドレスをエンベロープに指定することはできません。
たいていの場合、サーバのサービスの一環でご自分専用のメールアドレスが複数作れますので、心配することはほとんどありません。
また、エラーメールを受け取るアドレス(エンベロープ)にPOPアクセスする際、SSLやTLSを利用する場合は、所定のモジュールが必要です。
必要環境は
こちらをご確認ください。