X-Authentication-Warning
さくらインターネットのマネージドサーバーatomプランに、MilkyStepプロフェッショナルVer 1.76を導入してメールを配信しています。
配信したメールのヘッダー情報に「X-Authentication-Warning: www2232m.sakura.ne.jp: seikaku2 set sender to mm_error@jwdmm.com using -f」といった文章が含まれています。
メルマガの読者から何か問題が起きているのではないかと指摘されました。
自分で調べてみたところ、この文章がヘッダー情報に入ってしまうと迷惑メールフォルダに行きやすくなるようです。X-Authentication-Warningが挿入されないようにする方法はありますか?
なお関係が有るのかは分からないのですが、さくらインターネットのコントロールパネルのドメイン設定で、「SPFレコードを利用する」という項目にチェックを入れています。
平素はMilkyStepをご利用いただきありがとうございます。
X-Authentication-Warningヘッダが付くかどうかについては、ご利用中のSMTPサーバの仕様に依存いたします。
※冒頭に「X」がつくヘッダは、基本的に個々のメールサーバ独自の追記ヘッダになります。
MilkyStepでは、内部でのメール送信時に、エラーメールの返信先を明示的に示しているため、本来の送信元と異なるホストから配信している可能性を示唆するため、メールサーバによってはこのヘッダが付きます。
この対応策として、主にSPFレコードの設定が挙げられます。
SPFの役割は、具体的にはエラーメール返信用のメールアドレスのドメインは、本来の配信元として認識して問題ありません、ということを、インターネットに提示するためのものとなります。
なお、このヘッダが付くことによって、迷惑メールに振り分けられるか否かについてに関しては、弊社でのご回答は困難となります。
なにとぞご理解賜りますようお願いいたします。
>この対応策として、主にSPFレコードの設定が挙げられます。
つまり、さくらインターネットのコントロールパネルで「SPFレコードを利用する」という項目にチェックを入れても、SPFレコードがうまく設定されていないという事なのでしょうか?
それと別件になりますが、標準メルマガを送信すると、配信履歴一覧で「不測のエラー」と表示されます。しかしその表示にも関わらず、メールは送信され続け、全件の配信が完了すると、表記が「配信完了」変化します。メールそのものは、おおよそ無事に送れているようです。
これは仕様でしょうか?
さらに追加で質問です。
>エラーメールの返信先を明示的に示しているため、本来の送信元と異なるホストから配信している
という事は、もし「SMTPサーバを個別に指定する」でローカルホストと同じサーバーを指定しても、やはり同様の結果になるとの理解で宜しいでしょうか?
mutofp 様
> つまり、さくらインターネットのコントロールパネル
> で「SPFレコードを利用する」という項目にチェック
> を入れても、SPFレコードがうまく設定されていない
> という事なのでしょうか?
こちらにつきましては弊社では判断いたしかねますので、DNSチェックを行っていただくか、さくらインターネット様までお問い合わせください。
> 配信履歴一覧で「不測のエラー」と表示されます。
> しかしその表示にも関わらず、メールは送信され続け、
> 全件の配信が完了すると、表記が「配信完了」変化
> します。メールそのものは、おおよそ無事に送れて
> いるようです。
基本的に「不測のエラー」は、配信が最後まで完了していない場合で、かつその配信プロセスが、サーバ上に存在しなかった場合に表示される仕様となります。
このエラーが表示されても、最後まで配信されている場合は特に問題はございませんが、本件(配信が止まっていないにもかかわらず「不測のエラー」となってしまう原因)につきましては弊社でも随時調査を行っていきたいと存じます。
> >エラーメールの返信先を明示的に示しているため、本来の送信元と異なるホストから配信している
>
> という事は、もし「SMTPサーバを個別に指定する」
> でローカルホストと同じサーバーを指定しても、
> やはり同様の結果になるとの理解で宜しいでしょうか?
SMTPサーバを指定した場合、大元の配信元はMlkyStepをインストールしているサーバ、経由サーバは指定しSMTPサーバとなります。
基本的にSPF認証は、大元のサーバのドメインに対して認証されるのが一般的ですが、受信側の仕様によっては、経由サーバや見た目上のFROMアドレス(メールヘッダのFROMに指定しているアドレス)に認証を行うものもありますので、送信に関係するすべてのドメインに対してSPFレコードの設定を行っていただくことが望ましいのではないかと存じます。
なお、SPFレコードの設定方法などにつきましては、関連サイトや入門書等をご参照いただきますようお願いいたします。
ありがとうございます。
不測のエラーに関しては、最初かなり混乱したので、修正して頂けると他の人も助かるかと思います。
mutofp 様
Professional Ver1.77にて、プロセス存在確認方法や不測のエラーの判定方法を改良いたしましたので、お試しいただければ幸いです。
返信おくれました。
不測のエラーはでなくなりました!